帰郷以来 …

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    長らく、思い込みで間違った方向に進んでおりました。

    周りは、「秋田について、(或いは)物を、知っている」と、思い込んでいました。

    僕は1988年、高校を卒業して浅草のすし会社へ入社しました。

    それから12年、支店回りはしたものの一社だけの経験しかなく、平成11年に帰郷した時から、元々バカなのに「更にバカになって」学ぼうと、周りの意見を聞くようにしていた。

    今思うと、違和感があったことは全て却下する方向で良かったと、後悔していますが…

    浅草も秋田も無い。

    基本、同じなんだ、と。

    逆に、外の世界を知らない、そして業務を知らない人間が多かったことに気づいたのは最近。

    認知バイアスによる「知ったかぶり」や、それまで「危機」を感じなかったせいなのだろうか?彼らは、驚くほど物を知らなかったという事実を知るまでは、

    もっとも、単純に考えるとわかることなのだが、「経験が無い」ということ。

    実は若干の違いはあれど、飲食業の業務というものは、ジャンルにかかわらずやることはほぼ同じ。

    今現在、この業界で32年になる僕。
    まずはじめ、浅草で12年、基本を繰り返していた。

    これを曲げてしまった時から、業務は狂い始めた。

    独立して店をたたんだ知人は多いが、彼らはなんと!「自分の都合で」やっていることが目立っていた!

    実は独立開業、難しいことじゃ無い。
    しかし、維持していくことは甚だ困難である。

    その事すら知らない人は多い。

    僕はここまで18年、「創鮓 庵河豚」を続けてきたが、何度もピンチに陥り、回復作業にかなりの「労力と膨大な経費と時間」を費やしている。

    今、何度目かのピンチからの回復を図っているのだが、これがなかなか厄介で、取り組みから既に10年も経過している。

    その原因は、よくわかっている。

    「基本を疎かにしたから」

    大酒飲みの僕だったから、「飲みすぎだろ」とか言われたりしますが、そんなバカな事を言う…というか考えるあたりで既に間違っているわけです。

    結局、僕が数年前から言っている「より俯瞰に近い客観視」がお互いに欠けていたのです。

    こっちは経験者…しかも浅草時代は店長補佐というか代理で店を仕切ることもあったのに、なぜ帰郷してから素人の意見を聞くことになったのか?

    「郷に入りては郷に従え」という言葉を曲解していたが為。

    むしろ僕は、すしとふぐの基本業務に関しては指導者ですから、牽引役な訳です。

    「所替わって一年生」「親方替われば一年生」などという言葉を曲解…歪曲する必要はなかったのです。

    まあ、本当にバカ…お人好しなもんだから、ボクサー時代もそうでしたけど、下に合わせて失敗する事が多いもので…

    因みに上のレベルに対しては猛然と襲いかかるクセがありまして…

    つまり、レベルの判断で力加減をしてしまうという悪いクセがあるのです。

    どんな時も全力で引っ張っていかないと、スタート位置が低い人達は間に合わないだろうし、落ち着いて向き合わないと先をいってる人間には敵わないのです。

    常に包丁を研ぐように、自らも錬磨しなければならない。

    それが「自分に課すもの」

    実はこの「課すもの」は朝活とか呼ばれていたりします。

    信仰も、方向が自らに課すものであれば、方向は正しいと言えます。
    信仰方向…とか言いますね。

    というのは、成功者は「大いなるパワー」を自らの意識の上に置いているのです。
    いわば、制御装置のようなもの。

    制御装置という意識はないでしょうが…これが、経験のない人達、成果を上げられない人達にはありません。
    故に「デタラメ」「自分の都合」からくる「認知バイアス」が働きやすいのです。
    それが「やらない理由」の大きな根本です。

    そして、自らの不足からくる不平を周りの所為にするよう、上手くすり替えるのです。

    僕は立場上、不平を聞くと至らなさを感じてしまっていましたが、今思うと「できない人の意識に向かって」ではなく「業務に対して」考えるべきだったと深く反省しております。
    僕らの仕事というのは、「従業員に対して」ではなく「お客さんに対して」なのだから。

    「できない人間は切る」と言っていた事業主がいました。
    僕は人を育ててナンボだろ?と思っていたし、そう反論していましたが、ある時、ネットで新卒採用の話を見たら、「このジャジャ馬を採用して、何とかものにしたい!」という中間管理職だったか?いずれそういう意識を拝見しました。

    しかしその時の僕の考えは「会社の時間と金を使って、今このご時世にそういう労力と時間のかけ方をするから、成果が上がらないんだよなぁ…」と。

    そうです。相反した考えが僕の中にあったのです。

    これは、バランスで考えるべきだと言うことです。
    どちらか一方に偏ると失敗します。

    さて、時に。
    僕は見た目と違って、妙に過激な部分がある。
    他人は、認知バイアスがかかるとそれが全く見えないらしい。
    その見た目との激しいギャップは、僕を見ている人の顔から判断すると、時に心臓が止まりそうなくらい驚いているところを何度も確認し、結論を決定づけている。
    勤めができない人や、やめグセがある人は完全に僕と合わないことからもはっきりしている。

    実は、業務態度でその後の人生もはっきりわかると言うことを経験している。

    不思議でもなんでもなく、原理原則でしかないですね。


    仕事は、気分で遂行できるものではないという事を、まずはじめに知ってもらいたい。

    しかし僕はそれを曲げて、初歩の段階から「やらない理由」「できない理由」を認めてしまった。先へ進むことができない状態を作ってしまった。

    これは、今いるアルバイト諸君と過去のメンバーを比較して…さらに高卒後、就職した僕との比較でも、はっきりしている。

    今の状態が「標準」に近いのですが、ここまで仕上げるのに2年。準備段階として1年ののち、2年です。
    つまり3年を要した訳です、18年の中で!

    何度もピンチに陥り、都度、建て直すことができるのは、僕に運があるから…ではないです。

    結局、修正が可能なのは「間違ったことをしているのは理解しているから」なのです。

    その理解と把握は、基本となる経験があるからできる事。
    では…何度も失敗している理由は?

    人の和を重んじることが歪み、都合を唱える衆人におもねるようになったから。

    つまり、どうあがいても基本を抑えねば伸びない訳で、矢沢永吉さんがいうように「いつの時代でもやる奴はやるし、やらない奴はやらない」

    自分ができないことに対して「恐怖」を感じるのか、「危機」を感じるのかで行動が違ってくる。

    初めから何の苦労もなく何事においてもできるのなら、人に頼る必要は皆無です。

    そういう考えなら確かに、見た目がバイアスのかかりやすい僕は、苦役を押し付けている存在といえよう。

    その態度は、僕の容姿…イメージが違っていたら絶対にあり得ないぞ!と感じることは多々あります。孫子にもあるように、イメージ作りは大事。

    しかし僕は、格闘技でもあまり体格差を意識したことがなかったように、実社会でもそんなもんだろうとタカをくくっていたある時、格闘仲間との写真が出てきた時に納得した。

    「僕って、こんな見かけ(やたら小さい)だったんだ…」

    仲間は重量級、中量級の猛者。対して僕はボクシングでも最軽量級。
    もちろん手加減はしてくれていたろうけど、普通にスパーリングしていたもんで、気づかなかったです…
    そしてその写真は仲間に挟まれた、まるで、小人か宇宙人と言われるグレイのような感じの僕がいた写真だった…笑

    逆に、見かけはこんな僕は結構な確率で勇気を与えているのかもしれません。

    「こいつができるなら…」という感覚を持たせてしまうんですね…

    まあ、それは僕がお願いした訳でも、強制したものでもありません。

    格闘技は、見た目が全く無関係なジャンルです。(人間の業(わざ)は全てそういうもので、格闘技に限った話じゃないんですけどね。)
    舐めてかかって、上から目線のまま敗戦することは、よく見かけます。

    そこで改めることができれば、勝利を掴むことも可能です。

    「恐怖と「危機」ですね。

    何に対してその感情を持つのか?

    全ては原理原則なのです。

    僕は、白洲次郎さんの話をオススメします。
    書籍なり動画なり、ご自身の判断でどうぞ。












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